液化天然ガスの輸入価格と今後の展望

天然ガスは、日本とドイツ及び中国が世界で最も購入額の多い国であり、日本は第2位のドイツの約1.3倍とダントツです。

日本国内では、数年前から政情が不安なカタールからの流入量が減少していると共に中国と密約を複数締結しているサウジアラビアからの流入量が減少していますが、現在最も購入量の多いオーストラリアやアメリカ合衆国からの購入量を増加させる新規プロジェクトが推進されています。その結果、世界で生産される液化天然ガスの50%以上を日本が購入する事となり、2011年3月の福島第一原子力発電所のメルトダウン以降火力発電にシフトした事で高騰したドバイ原油と連動した購入価格を是正する動きが進められているのが現状です。

日本企業は、需要と連動して価格が決まるアメリカ合衆国に注目し、現在では天然ガスの先物価格と連動する形の契約を締結し価格を30%抑制する事試みています。日本では、自由貿易協定を締結していない事で輸入が不可能とされるアメリカのシェールガスの輸入も模索しており、5年以上前から日本の大手商社が挙って北米大陸での権益を獲得しています。

シェールガスは、液化して輸入した場合現在の輸入価格の3分の2程度で輸入する事が可能から南米大陸の国々で権益を確保したいのですが、アルジェリアのテロの様に一瞬で投資が吹っ飛んでしまうリスクが高い事から北米大陸がターゲットです。しかし、南米大陸の国々から輸入する事が可能になれば販売価格も下がる可能性があり、日々の生活が楽になる可能性もあります。

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